今治城のお堀にはどんな生物がいきているのかな?

今治城にて説明

今治城の歴史講座 今治城学芸員 政次加奈子

今治城の藤堂高虎

今治港は今年開港100周年を迎えます。開港の礎となったのは藤堂高虎が築城した今治城です。海水が引かれた広大な堀や、城内の港として国内最大級の船入を備えた日本屈指の海城でした。歴史と共にお堀の環境を調査することで、まちへの愛着や誇りとなるシビックプライドを醸成します。子どもたちに海に親しみ、街へ興味を持ち、これからの今治を守っていく人材を育てます。

今治城のお堀に生息する生き物

お堀でいちばんよく見かけるのがクロダイ。餌をやっている方もおられるので、人の影を見るとよってくる魚もいます。

今治城に生息していたカニ

犬走にてお堀の生物観察

参加者による調査

お堀は人工の磯です。ラフな格好で調査できる稀有な調査環境です。

参加者によるお堀調査
生物を見つける子供

フリトゲラアメフラシ

今治城お堀周辺での調査
本日の調査結果

最後に採取した生き物を分類ごとに分け説明をききました。そのあとは全ての生き物をお堀にもどしました。